2012夏の例会
邦詩で歌う 美しい水車場の娘 全曲
邦詩:實吉晴夫 補作:畑 儀文
演
奏
テノール: 畑 儀文
ギター: 藤井敬吾
2012年7月29日(日)pm2:00開演
会場:サローネ・フォンタナ
愛の歌、セレナーデと云えば「ギター」。その狙い通り、藤井敬吾さんのギターの柔らかで、艶のある響きは、サロン風のホールと相俟って、私たちの心に心地よく届いてきました。
そして畑さんのテノールもまた、若者の心の動きを語るように歌いあげて行きました。この日の畑さんは、いかにも物語の語り部らしく、ギターの脇に同じように腰かけて演奏していたのが印象的でした。
全篇邦詩による「水車場の娘」は、シューベルト協会の例会ならではの、そしてまた、協会としても初めての歌曲集全曲演奏となりました。